お知らせ
岡山療護センターでは、X線CT装置更新により東芝社製Aquilion ONE(320列CT)を導入し、平成27年2月18日から運用開始しました。
本装置の特徴として、320列面検出器を搭載し、1回転で瞬時に16cmの撮影が可能なことです。以下の点で他機器と比較して優れていると考えられます。
- 脳や心臓等の広範囲を瞬時に撮影可能なことから、心臓のCT冠動脈撮影、脳のCTアンギオ撮影に有効です。
- 広範囲撮影が可能となることから、嚥下時の動態を3次元的に観察できるCT嚥下造影撮影が可能です。
- 整形領域では関節の動きを4次元画像データとして高精細に収集し、機能診断が可能です。
- また、本機器のもう一つの特徴として、大幅な被曝低減機能により従来の撮影線量よりも低い条件で撮影が可能となりますので、今までどおりの全身臓器の撮影を安心して受けて頂けます。
是非当院の機器を有効活用していただければ幸いです。